オーロラの彼方へ（オレ評価はＡっす！）

ひさびさにアタリでした。

３０年前に死んだ父親とアマチュア無線機で
交信するってゆーＳＦですが
細かい理論とかリクツとかはこの際どーでもよく、
映画の物語の中の設定（ルール）として
上手く活かされているのがＧＯＯＤ！
藤子Ｆ不二雄のＳＦ（すこし・ふしぎ）に近いかもしんない。

死んだはずの父親を助け出すには…とゆーのは、
冒頭の３０分なんですね。これが
主人公は幼い頃に父親を失ったことがトラウマとなって
恋人・サム（母親・看護婦の務める病院で受け付けやってる）
ともうまくいかないワーカホリックなヤツ。

父親を助け出したら、そのために因果律が狂って
母親が死んじゃうんですよ。
父親と死別して以来、一緒に暮らしてきた母が。
理由とかネタバレになっちゃうので書かないけど、
今度は父親と２人でなんとかしなくちゃいけない。
３０年の時を隔てて、物語が進行していく。
マジよかったっす。
デニス・クエイドもいい感じ！

こういうと語弊があるかもしんないけど、
「あがく」ヒトのエーガってスキです。
あきらめないヒト。

でも、ニホンじゃ全然評価されなくてガッカリした良作
マイケルＪフォックス君の「さまよえる魂たち」と
似たように「ウリ」がないからヒトに広めにくい。
とゆー、あるイミ広報泣かせのエーガかもしんない。
シナリオはもー、ホントムチャクチャいいっす！
ヒットしてほしいけど、無理かも。
だって、エーガ会社の広報とか
（ケンカ売るわけではないが、特に女性広報）
ホント、ダメダメだからなあ。
情熱だけじゃあ、やってはいけんのよ（泣）。
マジにひどいＣＭを見ると殺したくなるっす。